幼年期の終り

幼年期の終り / アーサー C.クラーク / SF(古典) /

著作: サー・アーサー・チャールズ・クラーク

(Sir Arthur Charles Clarke、1917年12月16日 – 2008年3月19日)

翻訳: 福島正美

(ふくしま まさみ、1929年2月18日 – 1976年4月9日 S-Fマガジン 初代編集長)

原題: Childhood’s End

かなり乱暴な解説

 20世紀後半のある日、世界中の空に巨大な宇宙船が現れ、そしてこう告げた。「今後この星の管理は、我々が執り行う」

 まるで「インデペンデンス・デイ」のような幕開けから始まるこの物語は、しかし全く逆の展開を見せる。自らをカレルレン (Karellen)と名乗った船団の主は、地球人に知識や技術を与え、文明の発展を後押ししていく。多少の諍いや意見の食い違いなどはあるが、いたって平和な物語である。

ところが

 既存の国家が失われてゆくなか、既存の既得権益者たちはどうなったのだろうか?カレルレンの活躍を前に強欲や傲慢さをどうにかすることができたのなら、素晴らしいと思うが、人知れず闇に葬られていたのだとしたら悲しい物語かもしれない。

 もしかするとそうした思いが、別時間軸の物語として「インデペンデンス・デイ」の世界を産んだのだとしたら、それもまた悲しいことだと思う。余談でした。

地球幼年期の終わり

 本作はほかにも「地球幼年期の終わり」というタイトルで創元SF文庫からも発刊されています。

幼年期の終り

幼年期の終り 楽曲、映像化、その他

Childhood’s End (Syfy) Official Trailer [HD]
Childhood’s End (2015) Official Trailer

幼年期の終り


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